ヤッホー!こんにちは!
近ごろ琵琶湖のワカサギ掬いにはまっている滋賀大好き、高島大好きな【ハイジ】です。
今回は権現山~蓬莱山へのコースをレポートします。(登山日:2023年2月12日)
天気がよければずっと琵琶湖の絶景を眺めながら稜線を歩けるごきげんトレイル!
最高の稜線歩きでした~!
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ニジノートレポーターさんによる蛇谷ヶ峰の雪山登山レポート。
— ニジノート│びわ湖北西部の自然派ローカルメディア (@nijinote2022) February 11, 2023
ガスガスで景色残念やけどめっちゃ楽しそう!https://t.co/I1t25eCN9F
蓬莱山(ほうらいさん)とは
蓬莱山の特徴
蓬莱山は滋賀県大津市に位置し、日本三百名山・関西百名山にもなっています。
比良山系の中で武奈ヶ岳に次ぐ高峰(1,174m)で、山頂からは琵琶湖や比良山系の山々の360度の大パノラマが楽しめます。
山頂からロープウェイの終点となる打見山の周辺は山岳リゾート『びわ湖バレイ』が広がり、冬はたくさんのスキーヤーやボーダーでにぎわうスキー場でもあります。(びわ湖テラスはインスタ映えスポットとして超有名!)
※「蓬莱」とは中国の伝説で仙人の住む霊山という意味で、蓬莱山も比良修験道の霊山に由来するそうです。
今回のルート詳細〈権現山経由ピストン〉
【登山日】2023年2月12日(日)積雪期
【コースタイム】往復約6時間(休憩抜き)
【距離】往復約14km
【累積標高】約1,008m
【駐車場】霊仙山口(権現山登山口)、無料駐車場約8台(林道路肩にも10台程度可)、登山ポスト有
【地図】山と高原地図 比良山系
【装備・コース状況】今回はアイゼン・チェーンスパイクを携行しましたが、チェーンスパイクのみでOKでした。権現山直下は急斜面。帰りには雪が溶け、特に権現山直下からはドロドロの箇所あり。
【トイレ】コース場には無し。蓬莱山から琵琶湖テラスの中間点にトイレあり、琵琶湖テラスにもトイレあり。
GPSログなどはコチラから→ヤマレコ
ノートレース、風雪、ホワイトアウト、アイスバーンなどは、同じ山でも状況によって難易度が全く違うので当日のコンディションに合わせてご判断ください。
蓬莱山登山レポート〈権現山経由ピストン〉
一昨年は、平から権現山~蓬莱~打見山をピストンし「またあの絶景のなかを歩きたい!」と思っていたので、今回は、霊仙山口から歩くことにしました。
栗原のバス停、水分神社を過ぎ、妙道分岐を右折、林道を霊仙山口まで車でいきます。
駐車場は、すでにいっぱい!
路肩にみなさん駐車しておられます。私たちも通行の邪魔にならない路肩を探して車をとめました。
登山口のポストで登山届を提出して今日も元気にしゅっぱ~つ!
雪の林道をまずは権現山を目指して歩きます。
林道を進むと水場あり!(飲めるのかな…)
アサギマダラに会えるんだ!
アサギマダラは9月中旬~10月中旬によく飛んでるみたいです。
途中で遊びながら林道をどんどん歩きます。
雪っクマがいました。
すこし斜度がでてきたのでチェーンスパイクをはきます。
ズコノバン到着。きれいな標識があります。
ズコノバンって面白いひびきの名前!由来を調べてみましたがわかりませんでした…。
このコースは、昨年9月に歩いた比良比叡トレイルのルートでもあります。
比良比叡トレイルは、比叡山から比良の標高1,000mを越える15座の山々をつないだ、歴史と絶景のトレイル。
詳しくはまだまだお話したくなっちゃうのでまた別の機会に。
今回のコース、一番の難所がこの急登。権現岳山頂を目指して急斜面を汗だくで登ります。青い空までもうすぐだ~!
青い空と雪の壁の境が権現山。
権現山に到着!
琵琶湖がどど~んと見える絶景に感激!
ここからは琵琶湖を右に見ながら気持ちのいい稜線歩きにるんるん!
トレースもめっちゃついてます。人気の山なんですね。
絶景だらけでテンションだだ上がり!
ホッケ山山頂に到着!山頂の雪は溶けちゃっていました。
小女郎峠手前ピークのお地蔵さんたち
ここが小女郎峠。
小女郎峠を経て蓬莱山までもうひとふんばりです。
びわ湖バレイの山頂リフトが見えてきた!ここからびわ湖バレイスキー場に入ります。びわ湖バレイはスキーヤーやボーダーでいっぱい!
山頂はスキー場のリフトを過ぎたところにあります。蓬莱山の三角点に到着です。
やった~到着!記念写真をパチリ!360度の大パノラマです。
びわ湖テラスのある打見山まで行くつもりでしたが、たくさんのスキーヤーが滑っていたのでスキー場の端を歩くのもためらわれて行くのをやめました。
右向こうの建物にびわ湖テラスがあります。
(ちなみに、登山者や観光客はスキー場の端っこなら歩いてもいいようです。登山者のリフト使用は原則できないようです。)
■びわ湖バレイ
麓からロープウェイで琵琶湖を一望する山頂(琵琶湖テラスのある打見山)まで一気に登れます。SNS映えする「びわ湖テラス」もとても有名。
琵琶湖テラスで生ビール飲みたかったな…。生ビールに後ろ髪をひかれながら、同じ道を引き返します。
帰りには、小女郎峠から5分ほどの小女郎ヶ池に寄り道しました。
池は雪ですっかり埋まっています。
秋の紅葉の頃もきれいですが、雪の池もステキですね。
雪ダルマをつくって遊びました。
稜線の途中にも行きにはいなかった雪だるまが。
お天気がいいので、みなさん雪の中で景色を見ながらラーメンを食べたり、雪遊びしたり楽しそうです。
権現山まで帰ってきました
権現山山頂近くでは、小さな子どもがソリ遊びしている楽しそうな声が聞こえてきました。
権現山直下の下りは「雪がとけて~川となって流れていきます~♪」になっているところもありました。
雪がコーヒーフローズン状態になっている箇所も…。(土と混ざってドロドロ…)
気温も高く、天気もよかったからだいぶ雪がぐさぐさになってました。
湖西道路が混んだら大変なので下山後は温泉なしで帰りましたが、温泉に立ち寄るなら天然温泉「比良とぴあ」が近くにあります。
「比良とぴあ」は安価で、登山者用のザックを入れられるロッカーがあるのもありがたいです。食堂・売店もあり、比良駅までの送迎バスも出ています。
蓬莱山登山の後に寄りたいスポット
道の駅 妹子の郷
地元の野菜やこだわりの加工品あり。レストランでは滋賀県産近江牛重なども食べられます。
コンビニ(ローソン)も併設しているので、登山前の立ち寄るのにもオススメ。
第1なぎさ公園
蓬莱山で山上の絶景トレイルを楽しんだ後のおすすめは、登った比良山系の山並みとお花畑のコラボがのぞめる第一なぎさ公園。
毎年1月下旬~2月上旬には約4,000㎡に約120,000本の菜の花が咲き誇り、その先の琵琶湖越しの雪をかぶった比良山の山並みがのぞめる絶景スポットとして人気です。
夏はひまわり畑になります。
道の駅 びわ湖大橋米プラザ
湖大橋の西のたもとにある広々とした道の駅。
琵琶湖の魚の佃煮などの特産品や農産物、近江米などのお土産物売り場や地元植栽を使った味を楽しめるレストランも併設しています。
彫刻のアート作品や琵琶湖の景色を楽しみながら休憩できるスポットです。
初心者でも楽しみやすい蓬莱山登山
蓬莱山はびわ湖バレイのロープウェイとスキー場もあるので、初心者の方でも比較的安心して登れる山です。
悪天候時は強風や吹雪でかなり厳しい状況になるので注意が必要ですが、天気が良い日は気軽に最高の稜線歩きを楽しめます。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。(冬季は特に下調べと体力作りを入念に!)