高島市や滋賀県のどこかに移住したいと想いを馳せるあなたへ。
『ローカルメディア』という言葉と存在を知っていますか?
存在を知っているだけでも地域のリアルにグッと近づけるので、ちょっと意識してみると良いかもしれません。
ローカルメディアとは
ローカルメディアは、地域のお店・イベント・暮らし・仕事などの情報を発信しているメディア。
昔は紙面や冊子が主流だったものが、最近はかんたんに発信・更新できるWebに置き換わっています。紙面だとその地域でしか手に取れないけれど、Webだと世界中どこからでも見ることができる。
遠方からでも情報を得らえるのでありがたいですね。
ローカルメディアの運営者や目的はさまざまで…
- 地域の事業者が広報や集客のために
- 自治体が(運営受託された企業や団体が)
- 地域の起業した人がつながり作りのために
- 広告収入を目指して
- 個人の方が趣味の延長で
などなど。
なんにしても、その地域が大好きで、そこで暮らして横のつながり持っている人がやっていることがほとんど。
なので、地域のリアルな情報を得るならローカルメディアをチェックするのが近道。
滋賀県高島市のローカルメディア
僕が暮らす高島市はとても良いところ。
でも、全国的にはまだまだ無名で、滋賀県内でも特に田舎と言われており「陸の孤島」といじられることもしばしば。笑
そんな田舎を楽しみながら元気に情報発信するメディアはこちら。
ニジノート
まずはこのニジノート。
滋賀県高島市や湖西・湖北エリアのすてきなアレコレを、「しぜんのそばで過ごしたい、暮らしたい」と願う街の人たちにも届けたくて2022年の春に立ち上げました。
ゆたかな自然と、じぶんらしく暮らし働く人たちを感じられる手ざわり感のあるメディアを目指していきたい。
キャンプや登山、里山の景色や行事、地域の文化と風土も載せていく予定。美味しいごはんとそれをつくる人、地域の産業を支える職人さん、こだわり農家さんなんかも。
実際に自分たちで足を運んで、会って、良いなと思ったものを等身大で伝えていきます。
(手伝ってくれる方を探しています。地域ライター、デザイナー、カメラマン、動画クリエイターさんなど、ピンとくる方いたらぜひこちらもご覧ください!)
たかしまじかん
高島市の飲食店・お店を中心に紹介している「たかしまじかん」。オシャレですてきなカフェの情報もたっぷり。
こちらは移住者であり母でもある女性が運営しており、地域の女性にも知名度・人気が高い。
高島を訪れる際は「たかしまじかん」でランチするお店を探しておくべし。
レンタル・コワーキングスペース「wacca」も運営中。
高島で暮らそう
高島市が運営している移住情報ポータルサイト「高島で暮らそう」。
少しお堅い印象で見ていて楽しいかというとアレですが、住居(空き家バンク)・イベント・補助金の情報がしっかり載っているのでチェックしておくべき。
移住コンシェルジュの方々が主に運営・更新されています。
びわ湖高島観光ガイド
高島市は観光・アウトドアの情報発信にも力を入れています。
京都・大阪からたった1~2時間で感じられる、びわ湖や山々の雄大な自然と田畑広がる情緒ある里山風景。
高島はただの田舎ではなく、実はキャンプ・SUP・フィッシングなどもとても盛んでリゾート地的な雰囲気も。
びわ湖や川の水もとてもきれいで、夏は特にびわ湖沿いのキャンプ場は街からのキャンパーや湖水浴客であふれかえります。
湖に浮かぶ大鳥居が幻想的な「白鬚神社」や、数キロ続く圧巻の並木道「メタセコイア並木」も、インスタ映えをきっかけにとても有名になりましたよね。
それらの最新情報は、びわ湖高島観光協会が運営する「びわ湖高島観光ガイド」をチェック。
高島市以外の滋賀ローカルメディア
滋賀県全体で見ると、たくさんのローカルメディアがあります。
その中でもオススメのものをいくつかご紹介。
コンテンツが面白いのは当然ながら、運営している方の価値観やお人柄も感じられるものを選びました。
滋賀移住計画
滋賀県の移住候補地やお仕事を探している方は、まずは「滋賀移住計画」をチェック。
彦根市の株式会社いろあわせが運営しています。
とてもすてきな会社なのでぜひ覗いてみてほしい。
県内企業の求人情報「しがと、しごと。」や、お試し移住ツアー「しがレポ!」。お仕事のこと暮らしのことを気軽に相談できるフォームもあります。
日刊!滋賀県
大津市・湖南市・守山市の情報を中心に発信している「日刊!滋賀県」。
“滋賀と世界で新しい1000個の仕事をつくる”、”滋賀と世界を面白くしよう”と掲げる「しがとせかい」の方がつくっています。
滋賀というちょっとマイナーな県でも、世界を意識して色んな人を巻き込みたくさんのプロジェクトを仕掛けているのがめちゃすてき。
メディアづくりだけでなく、コワーキングスペースをつくったり、中学生向けのプログラミングスクールをやったり、起業やフリーランスを応援していたり、ワクワクすることをたくさんやっています。
LOMORE(ロモア)
「滋賀県 ローカルメディア」でググるとトップに出てくるがこちらの「LOMORE(ロモア)」。
「自分の足で行って自分のことばで書く」というスタイルと、それで毎日更新する熱量と行動力がすごい。
公式インスタグラムも、映え写真などに頼らずにコツコツと等身大の投稿を続け、たくさんのファン(フォロワー)が付いています。
二次情報三次情報やオシャレに着飾った情報があふれてしまっているなか、ちゃんと手ざわり感のある内容を発信しているLOMORE(ロモア)は貴重な存在。
シンプルで潔いサイトデザインとコンテンツも見やすい。
湖北の暮らし案内所 どんどん
高島市のお隣、長浜市のローカルメディア「どんどん」。
滋賀県の北端に位置する長浜も歴史と風土のある魅力的なまち。
なんだかほっとするビジュアルとことばで地域の暮らしを発信しています。
Re edit North Otsu
もう、めっちゃおしゃれ。すてきな「Re edit North Otsu」
美しい写真とていねいなことばでつづられていて、見ているとそこに行ってみたくなるローカルメディア。
高島市のお隣の町(大津市北部)の、日常の魅力が再編集されています。
地方のローカルメディアを見つけよう
滋賀県のローカルメディアは他にもたくさんあります。
移住には興味あるけどエリアはまだ特に…
そんな方は、自分にフィットする雰囲気のローカルメディアを探してみると、もしかしたらそこが合っている地域かもしれません。
「いいなぁ!」と思ったら連絡してみるのもアリ、連絡先やSNSなどから積極的に連絡しちゃいましょう。
連絡するときは「礼儀を持って」且つ「自分のこともきちんと名乗って」を意識するとより良いですね。
思いが伝われば、きっとそこから新たな出会いが広がっていくはずです。