知ってますか、冬の風物詩「ワカサギ」って浜からタモ網で掬える(すくえる)んです。
ワカサギといえば、凍った湖に穴開けて釣るイメージしかなかったですよね?
でも実はびわ湖北部なら夜間にタモで浜から掬ってとれるんです。
しかも特別な技術や道具は不要。
めっちゃ寒いけど楽しいですよ。食べても美味しいし。
ということで、びわ湖の冬の遊び「ワカサギ掬い」をちょろっと紹介します。
僕は移住した集落の方にいろいろ教えてもらいました。
・夜間なのでくれぐれも迷惑にならないように。
・マナー、配慮、自然への敬意は絶対に忘れずに。
・ナイススポットは自分たちだけの秘密に。
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あんまり教えたくないけど、琵琶湖でワカサギすくいは楽しいですよ。https://t.co/lqKzWVsF57
— ニジノート│びわ湖北西部の自然派ローカルメディア (@nijinote2022) January 22, 2023
琵琶湖のワカサギ掬いとは
ワカサギ掬いを楽しめるのは、琵琶湖北部(高島市や大津市北部)の砂地の浜や川。
12月後半から2月後半くらいの冬の寒い時期、ワカサギは砂地の浅瀬に産卵をしに来ます。
琵琶湖北部は水も砂浜もきれいで、たくさんのワカサギが夜な夜な浜へと。
それをタモ網で掬うのが琵琶湖のワカサギ掬い。
詳しいポイントはここには載せませんが、興味のある方はGoogleマップで砂浜探したりググったりしてみてくださいね。
真冬の夜でしかも水辺なのでめっちゃ寒いけど、元気とマナーを守る心さえあれば誰でも楽しめる遊びです。(マナーを守らない人はひっぱたきます。)
ダメ絶対
・私有地に入らない
・進入禁止の場所にも入らない
・迷惑になるところにクルマ停めない
・ゴミを捨てない
・大きな声出さない
・民家には近づかない
・ヘッドライトの明かりは最小限に
・バス釣りの方がいたら配慮を
ワカサギ掬いに必要な道具
ワカサギ掬いに必要な主なものはこちら、ホームセンターでも買えますね。
各道具の選び方のポイントなどは自分でググってみてください。
ワカサギは冷え込む夜の方がたくさんいるようです。
防寒はしっかりと。でもワカサギがたくさんいたらずっとタモを振り続けるので、身体ポカポカで意外と寒くないことも。
右手にタモ、左手にバケツ、で砂浜を歩きながらワカサギを探す感じです。
ワカサギが獲れればとれるほどバケツを持つ腕が疲れます…。
ワカサギ掬いの様子
ワカサギが浅瀬に上がってくるのは暗くなってから。
20時頃~22時頃は人が多いので、僕たちは23時頃から始めることが多いです。
夜に砂地の波打ち際を歩きながらワカサギを探します。びわ湖北部は水がきれいで、眺めてるだけでもなんだか気持ち良い。
ワカサギが手で届くほどの波打ち際まで来るので、見つけたらタモで掬います。
手前からすくうのではなく、ワカサギの向こう側(沖側)からタモを下向きにして手前に引き寄せてくるのが良いかと。
はじめは苦戦するかもしれませんが、慣れてくるとひょいひょいっとすくえるように。
光や人の気配を感じたらワカサギは沖に逃げるので、なるべく気付かれないように色々と工夫しながら。
運良くワカサギが群れている場所を見つけられたら、一度のタモ振りで何匹も網に入ってくれることもあります。
コンディションが良い日は2時間ほどで200匹とかの成果も。(風や雨がある日は水中が見にくいので厳しいです。)
ワカサギを美味しく食べる
獲れたワカサギはもちろん持ち帰って美味しくいただけます。
塩で軽く揉んでぬめりを取って、唐揚げや天ぷらに。一夜干しも良いですよね。
びわ湖のワカサギは大きいので食べ応えがありますよ。
びわ湖の冬のあそび「ワカサギ掬い」、興味のある方はやってみてくださいね。
でもくれぐれもマナーはしっかりと。ほんとに。